【MoE】
DサーバーFS
不思議なお茶会♪

MoEのゲーム内のショートカットを右クリックする事で「MacroEditer」ウィンドウが開き、ショートカットの動作を最大6行まで編集する事ができます。無限ループ処理などは行うことができません。
また、MoEのゲーム外の外部ツールによる自動操作ツールの利用はゲーム規約により禁止されています。
通常MoE内でマクロと言う場合は前者のゲーム内ショートカットを編集するコマンドマクロを指します。

どの様な事が出来るのか？
装備品の持ち替えやテクニックの発動、待機時間の指定やペットへの指示などを対象指定や代入文字を使ってコマンドを作れます。
最初は難しく感じると思いますので、慣れるまでは簡単なマクロを作成していくと良いと思います。

一番簡単かつ最初の方に必要となるマクロは
/useitem [ビギナーズ バンデージ]<1>
または
/cmd [マイナー ヒーリング]<1>
になると思います。
ショートカットに包帯や魔法をセットしただけでは末尾の<1>ついていないため、
モンスターを対象にしていても使用してしまいます。
例）ミーリムラットを対象に戦闘中。
<1>を付けずにそのまま包帯を使用した場合は、ミーリムラットに包帯を巻こうとして失敗して自分のHPを回復できません。
<1>を末尾に付ける事によってそのショートカットを使用して包帯を使う場合には、常に自分を対象にして包帯を巻けます。
今ターゲットしている対象に影響を受けなくなります。

作り方
まずは空いているショートカット（初期設定で5ページ目以降）を右クリックしてマクロエディタを開きます。
マクロエディタ内のCommandの空欄内に包帯を1個摘まんで投げ込みます。
自動で書き込まれた
/useitem [ビギナーズ バンデージ]
の末尾に<1>を手動で書き足します。
/useitem [ビギナーズ バンデージ]<1>
以上で完成です。

また装備の持ち替えを行う事で技や魔法を使う瞬間だけ攻撃力や魔力を上げることも可能ですし、
1つのボタンで複数の行動を行えるようにするマルチショートカットにすることも可能です。
魔法職の方はスペルブックチャージの条件利用など便利ですし、武器職の方も持ち替えによる両手武器と盾の両立など利点が多いので、戦闘に慣れて自動戦闘を卒業するくらいになりましたらマクロ利用を検討してみると良いと思います。

・基本的な行動マクロ
装備品を装備するコマンド「/equipitem [装備品名]」　※末尾の tglは削除する事。
テクニックを使用するコマンド「/cmd [テクニック名]」
アイテムを使用するコマンド「/useitem [アイテム名]」
待機時間を設定するコマンド「/pause 待機時間」
ペットに攻撃命令を出すコマンド「/petattack」
エモート動作なしでエモート吹き出しを実行するコマンド「/emote 任意文章」
・対象を指定するマクロ
自分を対象指定するコマンド「<1>」
パーティメンバーを指定するコマンド「<2>」「<3>」「<4>」「<5>」
プレイヤーを指定するコマンド「<player>」
プレイヤー名を代入するコマンド「%t」「%target」
自身の複数同名ペットがいる場合近くペットを指定するコマンド「<near pet>ペット名(%1)」
代入文字「*」
※*を使用した場合そこの部分に何が入っても代入可能となります。
　例)「*肉」とした場合はヘビ肉でもライオン肉でも対象になります。

・その他のコマンド
パーティに誘う（対象を指定してから）「/invite」パーティから脱退する「/disband」
パーティリーダーのチェンジ（対象を指定してから）「/changeleader」
対象のターゲット相手を選択する（仲間の狙っている敵にターゲットを合わせる）「/assist」
一番近い死体をターゲットする「/targetcps」
レコードストーンに名前を付ける「/setlocmemo 任意の文字列」
マクロを保存する「/savemacro セーブ名」
※PCのMoEクライアントフォルダ内のuserdataフォルダ内の各キャラクターデータのフォルダ内に保存される。
　セーブ名毎に複数保管可能ですし、他キャラクターに渡したりPC変更時にショートカットマクロを引き継いだりが可能。
既に保存しているマクロを呼び出す「/loadmacro セーブ名」

・先行入力防止
先行入力とは、コマンドAを入力し行動中などすぐに実行できない場合でコマンドBを入力した場合、コマンドBが予約状態になって待機している状態を指します。この場合はコマンドAが消化されコマンドが実行可能になった場合予約済みのコマンドBが即座に発動します。
一見便利そうに見えるのですが使い方次第ではそうでなく
例）刀剣技「チャージド スラッシュ」使用中に敵が攻撃してきたため盾技「シールド ガード」を使用したとしましょう。
この場合基本技の「アタック」と違い「チャージド スラッシュ」は盾技でキャンセルできないため、チャージドスラッシュが終わってから自動でシールドガードが出ます。タイミング的に敵の攻撃も終わった後になっていると思われるので無駄な行動となってしまいます。
また、コマンドは待機状態になりますが、装備品の持ち替えは即座に実装されているため、持ち替えマクロを使っている場合も先行入力では持ち替えマクロが正常に作動しない状態となります。
これを防止するためには、ゲーム内に存在しているテクニックで、かつ自キャラクターが習得していないテクニックのコマンドを入力する必要があります。
例）ステルスを覚えていない
1行目：/cmd [チャージドスラッシュ]
2行目：クレイモア
3行目：/cmd [ステルス]
この様な感じで記述するのですが、覚えていないテクニックである必要があるため、
3行目は手打ちで入力するかもしくは1度覚えて入力した後に先行入力防止用のテクニックを捨てる必要があります。

・具体的なマクロの仕様
テクニックを使用するコマンドは1つ下の行の装備品を装備するコマンドまで参照してから発動します。
例）左の画面のテクニック「チャージド スラッシュ」を発動させるマクロの場合。
　　まず1行目の両手剣「カッパー クレイモア」を装備してから、3行目の片手剣「カッパー シミター」を装備しなおして
　　2行目の「チャージド スラッシュ」が発動します。そのため威力が低い状態でチャージド スラッシュを行います。

戦士で役に立つマクロを書き出していきます。
※今回の例ではアイテムは、包帯「バンデージ」、片手剣「スチール カタナ」、両手剣「スチール チョッパー」、盾「エルアン バックラー」、長射程武器「デスペレイト サイス」を用いてます。
 　先行入力防止には「/cmd [ステルス」を用いています。MoEに存在するけれど自キャラクターで覚えていないテクニックを手動記述して下さい。
　実際に使用する際にはご自分の装備品やテクニックに合わせて変更して下さい。
・自己包帯 マクロ
・盾装備＆盾技 マクロ
・剣装備＆アタック マクロ
・両手剣技 マクロ
・盾まとめ マクロ
・両手剣射程別 マクロ

注意点　装備品をマクロエディタのコマンド欄に投げ込む事で自動的に装備マクロが記述されますが、末尾に記載される「 tgl」は手動で削除して下さい。
　この「 tgl」がついている場合は装備していなければ装備、装備していたら外すという付け外し用のコマンドですが、特別これを利用するのでなければ外している方が常に装備できて誤動作が防げます。

併用例）
マクロを併用した場合、
盾技をする際に盾も装備するため、普段の装備は盾を装備していなくても大丈夫。
アタックをする際に片手剣も装備するため、普段の装備は盾を装備していなくても大丈夫。また、片手剣は攻撃間隔が短いためアタックでの高速攻撃に向いています。
剣技をする際に両手剣も装備するため、普段の装備は盾を装備していなくても大丈夫。また、両手剣は攻撃力が高いため技を使用するのに向いています。
弓や銃器などと刀剣など、遠距離と近距離の武器を持ち替えて戦う事もできます。

魔法使いで役立つマクロを書き出していきます。※今回の例では、魔法チャージ武器「スペル ブック」を用いています。
　先行入力防止には「/cmd [ステルス」を用いています。MoEに存在するけれど自キャラクターで覚えていないテクニックを手動記述して下さい。
　実際に使用する際にはご自分の装備品やテクニックに合わせて変更して下さい。・魔法チャージ マクロ
・自己コンデスマインド マクロ
・対象別回復 マクロ
・対象別回復＆チャージ マクロ

注意点　装備品をマクロエディタのコマンド欄に投げ込む事で自動的に装備マクロが記述されますが、末尾に記載される「 tgl」は手動で削除して下さい。
　この「 tgl」がついている場合は装備していなければ装備、装備していたら外すという付け外し用のコマンドですが、特別これを利用するのでなければ外している方が常に装備できて誤動作が防げます。

使用例）
回復魔法を事前に詠唱してチャージ状態にして、前衛がダメージを受けた瞬間に回復魔法を開放しHPを回復する。
MP回復力増加魔法を常に自分を対象にして詠唱する。
プレイヤーを対象にしている時に回復魔法を詠唱し回復、対象がモンスターなどプレイヤー以外だった場合や対象が回復魔法の範囲外だった場合に自分に回復魔法を使用する。
プレイヤーを対象にしている時に回復魔法をそのまま詠唱し回復、対象がモンスターなどプレイヤー以外だった場合や対象が回復魔法の範囲外だった場合に回復魔法を事前に詠唱しチャージ状態にする。
最後のマクロは任意にチャージ状態にしたい場合は後ろを向くなど、わざと対象を範囲外にして詠唱しチャージする。

所持枠にある1スタックまでの最大数量の対象アイテムを掴むコマンド「/swapitembox アイテム名」
・スキル上げ用1個ずつ生産補助マクロ
1行目：/cmd [料理(焼く)] 
2行目：/swapitembox [レシピ バインダー<食べ物>]マクロによる補助は対象のレシピバインダーを掴むところまでとなります。
※具体的な活用方法
　空のレシピバインダーをNPCから購入して、レシピバインダーをセットした状態で1度通常の生産を行う。
　スキル上げに使いたい1つの生産レシピのみ書き込まれたレシピバインダーが完成したら、
　次の生産からそのレシピバインダーをセットして、選択肢から書き込まれたレシピを選択すると1つ分の材料が自動セットされるので1個ずつ生産を行う。
　生産するレシピが切り替わるスキル帯に来たら、また空のレシピバインダーを購入して新しいレシピを書き込み使用する。

・焼肉大量生産マクロ1行目/：cmd [料理(焼く)] 
2行目：/swapitembox [*肉]
テクニック「料理(焼く)」を使うと同時に所持枠内にある「～肉」というアイテム名のアイテムを掴み、そのままクラフトウィンドウに投げ込む事が出来るマクロ。

・バナナミルク大量生産マクロ
1行目：/cmd [醸造]
2行目：/swapitembox [ミルク] 
3行目：/pause 15
4行目：/swapitembox [砂糖]
5行目：/pause 8
6行目：/swapitembox [バナナ]
テクニック「醸造」を使うと同時に所持枠内にある「ミルク」を掴み、少しの間をおいて「砂糖」を掴み、更に短い間をおいて「バナナ」を掴むマクロです。タイミングよくクラフトウィンドウに投げ込んでいくと楽に大量生産できます。
生産テクニックや、待機時間設定の「/pause」、掴むアイテムはお好みで変更して下さい。